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アイドルの辞めどきは、どう決めればいい?

監修:桜のどか(株式会社ツギステ取締役/元アイドル9年) /
アイドルの辞めどきは、どう決めればいい?|ツギステ

「このまま続けていいのか、そろそろ卒業なのか、自分でも分からない」
「辞めたい気もするけれど、勢いで決めて後悔するのが怖い」

現役で活動しながら、続けるか卒業するかで迷ってしまう方も多いと思います。私自身も、卒業を決めるまでずいぶん長く迷いました。

この記事では、元アイドルで、現在はアイドルのキャリア支援をさせていただいている私が、辞めどきを決めるときに確かめておきたい4つのことと、現役のうちにできる準備を、順番に解説します。

夜、机で求人情報を前に、辞めどきをひとりで考え込む女性

アイドルの辞めどきは、いつなのでしょうか?

「ここが辞めどき」という決まった時期はありません。年齢や活動年数よりも、自分が納得して決められるかどうかが大切です。

同じ状況でも、続けることが正解の人もいれば、次に進むことが正解の人もいます。「何歳だから」「何年やったから」という外側の物差しで決めようとすると、かえって迷いが深くなります。周りの卒業や、事務所の状況、SNSで見る同世代の動きに引きずられて「そろそろかな」と焦る気持ちも、よく分かります。でも、周りの人が辞めた時期が、あなたにとってもよい時期だとは限りません。

夕方、ライブハウスの裏口の階段に座り、スマートフォンを手にしている女性の後ろ姿

「辞めたい」と思うことと、「辞めどき」は違いますか?

違います。「辞めたい」は心が出しているサインで、「辞めどき」はそのサインを受け取ったうえで自分が選ぶ決断です。この2つを分けて考えると、気持ちが揺れた日にすぐ決めてしまわずにすみます。

「辞めたい」という気持ちがふとよぎるのは、真剣に活動してきたからこそです。ただ、その気持ちが浮かんでも、すぐに辞めると決める必要はありません。「辞めたい」と感じてから実際に辞めるまでのあいだに、立ち止まって考える時間があってかまいません。相談の場で見ていても、一度立ち止まってから決めた方のほうが、あとで振り返ったときに納得していることが多いと感じています。

カフェの窓際の席で、ノートを開いたまま窓の外を見ている女性の横顔

辞めるかどうかを考える前に、辞めたあとにどんな道があるのかを知っておいてください。次の道を知らないまま「辞める・辞めない」だけで悩むと、答えが出しにくいからです。

後悔しない辞めどきは、どう決めればいいですか?

気持ち、活動の状況、生活とお金、その先の選択肢の4つを、順に確かめてから決めてください。勢いや周りの空気に流されずに決めやすくなります。

  • 気持ち:ステージに立って、心が動く瞬間はまだありますか。
  • 活動の状況:やりたいことに近づけている実感はありますか。
  • 生活とお金:いまの収入で、生活を続けられていますか。
  • その先の選択肢:辞めたあとにどんな道があるのかを、知っていますか。
辞めどきを決める前に確かめる4つのこと。気持ち、活動の状況、生活とお金、その先の選択肢

この4つは、どれか1つで決めるものではありません。4つを並べて書き出すと、自分がどこで迷っているのかが見えてきます。頭のなかだけで考えると堂々巡りになりやすいので、続けるか迷ったときに気持ちを書き出して整理できる無料のノートも用意しています。

続けるか迷ったときの「やめどき整理ノート」(無料)

「やりきれなかった」まま辞めても、いいのでしょうか?

はい、辞めてかまいません。ただ、その「やりきれなさ」を抱えたまま周りに流されて次へ進むと、あとで行き詰まる方が多いと感じています。

私自身、卒業を決めたときは、新しい道への楽しみが半分、「アイドル以外で食べていけるのか」という諦めが半分でした。いま振り返ると、その諦めの正体は、他の道を知らなかったことと、自分にできると思っていなかったことだったと思います。知らなかったから、選べなかっただけでした。

壁に並んだ、何も掛かっていないハンガー

もう一つ、現役のころの私は、自分で何かを決めることにとても慣れていませんでした。活動のなかでは、周りに決めてもらう場面のほうが多く、自分で選ぶ機会が少なかったのです。これは誰かが悪いというより、環境として起こりやすいことだと思います。だからこそ、辞めどきは、時間をかけてでも自分で決めてかまいません。

引退したら、自分は何者でもなくなってしまうのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。アイドルとして積み重ねてきた経験は、卒業したあとも、あなたの職歴であり、仕事に活かせる力として残ります。何者でもなくなるように感じるのは、真剣に打ち込んできたからこそです。

花束と紙袋が置かれた部屋で、ベッドの端に座って窓の外を眺めている女性の横顔

長く一つの活動に打ち込むほど、「自分=アイドル」という結びつきは強くなります。卒業したときに喪失感が深くなるのは、自然なことです。卒業してしばらくは、ひとつの役割が終わって、次の役割が始まるまでの途中の時期です。外からは止まっているように見えても、次に進むために自分を整理し直している時間です。

私も卒業した翌日は、疲れが一気に出て、何も考えられませんでした。「やりきった、自由だ」という気持ちが、少しずつ「これから、どうしよう」に変わっていきました。焦らなくて大丈夫です。

現役のうちに、やっておくと安心なことはありますか?

はい。卒業したあとにどんな選択肢があるのかを、知っておくことです。決めるのはまだ先でも、選択肢を早く知っておくと、いまの活動にも安心して打ち込みやすくなります。

「準備を始めるのは、いまの活動に集中していない証拠」と考えてしまう方もいます。でも、次の道を知っておくことと、いまを全力でやることは、矛盾しません。

たとえば、次のことを知っておくだけでも、卒業後の見通しが立てやすくなります。

「辞めるかどうか」で悩んでいる時期こそ、相談がいちばん役に立つと考えています。まだ何も決まっていなくて大丈夫です。決まっていないからこそ、選択肢を一緒に広げられます。

一人で辞めどきを決められないときは、どうすればいいですか?

誰かと話しながら、いまの気持ちと状況を整理してみてください。ツギステでは、まずその整理から一緒に始めます。辞めると決めていなくても、現役のままでも大丈夫です。

ツギステのサポートの流れ:カウンセリング→強みの翻訳→書類作成→面接対策→就職後も伴走(相談から就職後まで、ずっと無料)

相談したからといって、就職を無理に勧めることはありません。続けるか卒業するかを決めるまでの整理も、就職すると決めたあとの強みの翻訳、書類作成、面接対策、就職後のフォローも、ツギステがサポートします。費用は最初から最後まで無料です(企業側から紹介料をいただく仕組みのため)。これまでに相談者は100名以上、連携企業ネットワークは200社以上に広がり、面接に進んだ方の内定率は80%を超えています。

最後に

辞めどきは、気持ち・活動の状況・生活とお金・その先の選択肢を確かめながら、自分で決めてかまいません。まずは「やめどき整理ノート」で気持ちを書き出してみてください。続けるか迷っている段階でも、お気軽にご相談ください。

→ 続けるか迷っていることを相談してみる(無料)

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アイドルトラブル解決サポート(無料窓口)


監修・執筆

この記事の監修者 桜のどか(株式会社ツギステ取締役/元アイドル(9年)/キャリアコンサルタント(国家資格))

note: https://note.com/sakuranodoka X: https://x.com/sakura_nodoka_

株式会社ツギステ
アイドル・表現者経験者に特化した就職・転職支援サービスを運営しています(有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-315539/設立 2023年1月)。相談から書類作成・面接対策・入社後のフォローまで、求職者の方は無料で利用できます。
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