アイドルを卒業したあと、みんなどんな仕事に就いている?

「アイドルを卒業したあと、みんなどんな仕事をしているんだろう」
「元アイドルの自分に、就職先なんてあるのかな」
アイドルを卒業したあと、どんな仕事に就けるのか、自分にも就職先があるのか、迷ってしまう方も多いと思います。私自身も、活動を終えたときは、その先がまったく見えませんでした。
でも、アイドルだったことは、就職先を狭める理由にはなりません。元アイドルの方は、さまざまな会社で働いています。
この記事では、元アイドルで、現在はアイドルのキャリア支援をさせていただいている私が、アイドルを卒業した方がどんな道に進んでいるのか、どんな会社でどんな仕事に就いたのかを、実例と一緒に順番に解説します。

アイドルの後には、どんな進路がありますか
大きく分けると、指導者・講師、学び直し・資格、起業・独立、一般企業への就職、それらの組み合わせの5つです。そのなかでいちばん多いのは、一般企業への就職です。
「アイドルのあとの仕事」と聞くと、ダンスの講師やタレントの仕事など、芸能に近い仕事しか思い浮かばない方もいると思います。でも、進む道は芸能の仕事に限られません。芸能とは別の仕事で、活動で培った力を生かしている方がたくさんいます。

- 指導者・講師:ダンスや歌など、活動で身につけたことを教える仕事です。講師の募集は、多くありません。
- 学び直し・資格:簿記や医療事務などを、働きながら学ぶ方もいます。
- 起業・独立:発信力を生かせます。お金の管理や契約は、自分でします。
- 一般企業への就職:給与を受け取りながら、会社で仕事の基本を学べます。
- 組み合わせ:就職しながら学び直したり、働きながら発信を続けたりする方もいます。
就職した人は、どんな職種で働いていますか
中心は、事務・受付・接客・営業です。そこから、広報・人事・企画に進んだ方もいます。

元アイドルの方の多くは、一般の会社で、会社員として働いています。多いのは、初対面の方への対応や段取りの力が生きる事務・受付・総務、人と接する力が生きる接客・販売・美容、そして人と話す力が生きる営業です。発信の経験を生かして広報・PRへ、人を見る力を生かして人事・採用へ、作って届けた経験を生かして企画・SNS運用へ進んだ方もいます。
どの仕事も、アイドルとして続けてきたことが生きる仕事です。「元アイドルの自分に、就職先はあるのか」という問いへの答えは、「あります」です。
知名度によって、就職先が決まることはありません。メジャーで活動していた方も、小さな会場で活動していた方も、ここに挙げた職種に、同じように進んでいます。
事務職を考えている方に向けて、アイドルの経験が事務の仕事でどう生きるかを、先輩たちの実例と一緒に別の記事で紹介しています。
実際に、どんな会社のどんな仕事に就きましたか
これまでツギステが支援した方の実例を、6つ紹介します。個人が特定されないよう、会社名とお名前は出していません。

- IT企業の営業職:「社会人経験なんてない」と自信をなくしていた方が、新規事業の立ち上げを任されるまでになりました。収入も、活動していた頃とほとんど変わりませんでした。
- 広告代理店の総務職:「アイドルは正社員になれない」と思っていた方が、土日休みの働き方に変わりました。「元アイドルを歓迎する会社がある」と知ったことが、はじめの一歩になりました。
- 医療機器メーカーの営業職:「自分は事務くらいしかできない」と思っていた方が、相談の中でかけられた「人と話せるのは、すごく武器なんですよ」という一言をきっかけに、営業の仕事に進みました。

- 小売企業の人事・採用:就職してからアイドルになり、また就職した方が、採用担当になりました。「毎日違うところが、アイドルと似ている」と話していました。
- 都心の企業の受付事務:自分で求人を探す中で「私が働ける場所なんてない」と感じていた方が、受付事務に就きました。初対面の方への対応に、アイドルの経験が生きました。
- ファッション業界の営業職:パソコンの電源の入れ方から覚え、就職活動の知識もなかった方が、約1か月で内定をもらいました。
どの方も、ツギステに相談しながら少しずつ考えを整理し、応募してみる中で、自分に合う仕事に出会いました。
「いまさら新人から」「回り道してきた」自分でも、大丈夫でしょうか
はい、大丈夫です。回り道に見える経歴も、進路の選択肢を狭める理由にはなりません。

「もう年齢的に遅い」「就職→アイドル→また就職なんて、経歴がぐちゃぐちゃで恥ずかしい」と感じる方もいます。でも、いろいろな立場を経験してきたことは、人と接する仕事では強みになります。小売企業の人事・採用に進んだ方も、就職してからアイドルになり、また就職した方です。
私自身、卒業するときは、自分がしてきたことにどんな価値があるのか、よく分かっていませんでした。でも、会社で働いている先輩の話を聞くうちに、「自分のやってきたことも、ちゃんと社会のどこかで役に立つんだ」と、少しずつ思えるようになりました。
自分に合う進路は、どうやって見つければいいですか
まず、どんな仕事があるかを知り、次に、気になった仕事を調べたり、その仕事をしている人の話を聞いたりして、小さく試していきます。
職種ごとの実例は、職種別の仕事図鑑で見られます。
やりたいことがまだ決まっていなくても、就職活動は始められます。就職活動を何から始めればいいかは、こちらの記事で紹介しています。
やりたいことが分からないまま就活を始めていい ― 元アイドルの就活の始め方(関連記事)

そのうえで、自分の経験がどの仕事で生きそうかを、言葉にしていきます。「私には何もない」と感じる方もいます。でも、そうではないと、私たちは考えています。活動で培った力を、まだ仕事の言葉にできていないだけです。経験を職務経歴書の文章に変換する無料ツールや、関連記事も使ってみてください。
自分の経験を、ひとりで書き出してみたい方は、自己分析の進め方を4つのステップで紹介した記事も読んでみてください。
応募したい仕事が見えてきたら、履歴書の職歴欄にアイドル経験をどう書くか、面接でアイドル経験をどう話すかも、それぞれの記事で紹介しています。
アイドル経験は履歴書に書ける?職歴の書き方ガイド(関連記事)
ツギステに相談すると、何をしてもらえますか
アドバイザーが、これまでの経験を一緒に振り返り、どんな仕事に生かせるかを整理します。相談から就職後まで、次の流れでサポートします。

費用は最初から最後まで無料です(企業側から紹介料をいただく仕組みのため)。これまでに相談者は100名以上、連携企業ネットワークは200社以上に広がり、面接に進んだ方の内定率は80%を超えています。私たちの支援データ(初期の集計・n=100・サンプル限定)でも、相談に来られた方の8割以上が、一般企業での就職経験のない方でした。「就職なんてしたことがない」という段階から一緒に始めた方が、ほとんどなのです。

よくある質問
地下アイドルを辞めた後の就職先には、どんなところがありますか?
一般の会社に就職する方がほとんどです。事務・受付・接客・営業が中心で、広報・人事・企画に進んだ方もいます。
ここでは、活動している方自身がこの言葉で調べることも多いため、「地下アイドル」という語をあえて使用しています。
アイドル経験しかなくても、正社員になれますか?
はい、なれます。アイドルとして積み重ねてきた経験は、大切な職歴です。相談に来られる方の多くは、一般企業での就職経験がない状態から始めています。そこから、正社員として働いている先輩がたくさんいます。

元アイドルの就職は不利ですか?
いいえ。アイドルの経験そのものが、不利になることはありません。大切なのは、活動で培った力を、会社の仕事の言葉で伝えることです。伝え方は、関連記事元アイドルには、本当に何もスキルがない?で紹介しています。
最後に
元アイドルの方の進路は、一つではありません。どんな道があるかを知るところから、アドバイザーが一緒に整理しますので、お気軽にご相談ください。
進路と就職の相談(無料)
活動中のトラブルや、事務所との関係で困っているときは、こちらの無料窓口にご相談ください。
監修・執筆

note: https://note.com/sakuranodoka X: https://x.com/sakura_nodoka_
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アイドル・表現者経験者に特化した就職・転職支援サービスを運営しています(有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-315539/設立 2023年1月)。相談から書類作成・面接対策・入社後のフォローまで、求職者の方は無料で利用できます。
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